昭和にタイムスリップしたかのようなフィリピンの炊飯器
セブで売っている炊飯器は、写真の通り昭和感満載。どうも買う気になれず…以前セブに5年間暮らしていた平成時代も炊飯器は購入せず、鍋で米を炊いていました。
日本でも土鍋で炊いていましたし、鍋のほうが炊き上がる時間も早いです。何よりもおいしいので、それほど不便を感じていませんでした。
土鍋炊き派のワタシが炊飯器を手にしたワケ
日本に戻っていた4年のあいだに「発酵玄米」なるものを知り、愛食していました(酵素玄米ともよばれています)。発酵玄米とは、玄米と小豆と塩を混ぜて炊き、保温のまま3〜4日間、途中で表面が乾かないように24時間に1度かきまぜて発酵させたものです。
セブでも発酵玄米に挑戦すべく、昭和レトロただよう炊飯器を満を持して令和に導入。日本で使いきれなかった玄米と小豆を用いて、フィリピンの炊飯器デビュー。炊きたての状態は、すこし水分が少なかったかなと思うものの、概ね美味しく食べることかできました。
発酵にむけ保温しつづけた翌朝に見たのは?
いざ発酵をさせるため、のこった玄米たちを保温で炊飯器にキープ。蓋に密閉感がなく乾燥しそうだったので、蓋の下に濡れ手ぬぐいをはさんで一晩。翌朝、確認すると残念ながら表面と底面の玄米、おまけに手ぬぐいもカッピカピ。とても保温を続行できる状態ではありません。
このタイプの炊飯器では3〜4日かけて発酵をすすめることは難しいので、いったんセブでの発酵玄米ライフは見送りとなりました。